LCCを利用する前に知っておくべきこと

近年、航空業界はLCCの台頭で、国内線の競争が一段と激しくなっています。
LCCと言えば、「格安航空券」を連想する方が多いと思いますが、格安にはそれなりの理由があり、そのことを知っておかなければ、利用して後悔することもあります。
何故ならば、LCCは、飛行機を利用する方の目的、利便性の期待等によって、既存の国内航空会社とは対照的であるからです。
これからLCCを利用する予定の方は、LCCについてよく調べ、最大限にLCCの良さを活用すると、お得感を感じ取る事ができます。

航空運賃を高くしない方法

LCCの航空運賃は、既存の航空会社と比較すると、運賃の設定額が格段に安くなっています。
運賃の種類は3~4種類と少なく、利用者にとって選びやすくなっていますが、選択した運賃が徐々に高くなってしまう時があります。
高くなってしまう時とは、LCC職員が何かしら介在してしまう場合や、航空券にオプションを付けた時に発生します。
例として、各空港のカウンターで受託手荷物の受付をしたり、一番安価な運賃で予め座席の指定をした場合等が挙げられます。
折角の安い運賃が徐々に上がってしまうと、その事だけで結局LCCは安くないと思ってしまいます。
LCCで選択した安い運賃を高くしない為にも、自分の目的に合った運賃を選び、職員が介在しないようにすることが必要なのです。

航空券の払戻しや欠航時の代替ルール

既存の国内航空会社の場合、自己都合による航空券の払い戻しは、所定の手数料を差し引いた額が払い戻しされます。このことは理解できるかと思いますが、LCCの一番安価な航空券の場合、自己都合による払い戻しは不可となっています。
急な予定の変更は誰にでも発生する可能性があり、お金を払っているのにお金が戻ってこない仕組みがLCCにあることを知っておかなければなりません。
また、天候不良や機材整備等、利用者都合ではない欠航の場合の代替手段は、利用するLCCの便への振替のみとなる為、他社便への振替ができないのです。
一刻も早く目的地に辿り着きたいと思う中で、自社便への振替のみの対応では、選択肢が狭まり、利便性を損なう結果となります。
このようなリスクは予め承知しておく事が必要です。

LCCの機内サービス

機内販売のワゴン
LCCは、既存の国内航空会社と同様に、機内サービスが用意されていますが、その機内サービスは有料化されています。
機内サービスの代表的な食事、軽食やドリンクの全てが有料の為、機内で食事を済ませたいと考えている方は、事前に空港の売店等で購入し、機内へ持ち込む必要があります。
また、機内でのエンターテインメントは無く、ブランケットの貸し出しもありません。
日本人にとってサービスがない事は馴染みがありませんが、決してサービスが悪いのではなく、機内で客室乗務員の手がかかるサービスは有料化もしくは、最初からサービスをしないようにする事によって、航空券を安く提供しているのです。
このことからも、飛行機はあくまでも移動する為だけの手段と割り切って、機内サービスまでは求めないことが必要です。

LCCの格安さを最大限に活かす為には

LCCが何故格安で利用できるのかお分かりいただけたかと思います。
今後、LCCの格安さを最大限に活用する為には、自分自身で何でも行うことなのです。
しかし、パソコンやスマホを所持していない方は、自分だけで予約を取ることはできませんし、出発当日に荷物が多ければ、空港で預けなければなりません。
このことからも、LCCを利用する際は、利用する格安航空会社の情報を事前に調べ、自分の移動目的の為に、運賃ルールや、各種サービスが合致している事が重要であり、合致してはじめて、格安さを最大限に活かすことができるのです。

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